記帳業務を劇的効率化! 人にしかできない「戦略的業務」に集中できる組織への変革 | STREAMED(ストリームド)

「記帳業務を劇的効率化! 人にしかできない「戦略的業務」に集中できる組織への変革」

wish会計事務所様のケース

小林 様/伊藤 様/品川 様 - 01

不動産投資の専門家として知られる wish会計事務所様。「STREAMED」の導入により、業務効率化だけでなく、事務所文化の変化や戦略的業務へのシフトにも成功されました。今回は、導入の背景から利用を事務所内に浸透させた秘訣と、今後の展望について伺いました。

「人とのつながり」を重視する風通しの良い組織文化

ー 事務所のご紹介と、大切にされている文化についてお聞かせください。

伊藤様、品川様(以下敬称略):当事務所は、不動産投資を専門分野として活動しています。
最も大切にしている理念は「人とのつながり」です。お客様との関係性はもちろん、職員同士のつながりも大事にすることを常々伝えています。

事務所の文化としては、風通しが良い点が特徴です。職員から「やってみたい」という提案があれば、良いものであれば積極的に取り入れられる体制があります。
さらに、オフィス内は席が近いこともあり、業務中にちょっとした疑問や情報共有が気軽にできる環境です。会計事務所としては珍しく、静かすぎない、活気のある雰囲気です。

また、オフィスの内装にもこだわってデザインしています。部屋ごとに異なる壁紙を採用し、和室があるなど、さまざまなコンセプトを取り入れています。特にエントランスの大きな水槽は、新しいオフィスへの移転時に念願叶って設置されたもので、今では事務所の象徴となっています。

手入力中心から脱却できず、深刻化していた業務負荷

ー 「STREAMED」導入前には、どのような業務課題があったのでしょうか。

伊藤、品川:導入前は、記帳業務の多くを手入力で対応していました。通帳を見ながらひたすら転記を行う必要があり、次の2点が大きな課題でした。

1つ目は、業務負荷と残業の増加です。
お客様が増えるにつれて入力業務も膨らみ、特に通帳や領収書が多い法人の場合、3ヶ月分の入力に1週間〜10日間かかり、その間は他の業務を受けられない状況もありました。

2つ目は、ツール利用の浸透不足です。
以前から他社ソフトの取り込み機能やCSVによるインポートも試しましたが、うまく取り込めないケースや、PCスキル差によるバラつきから、社内に浸透しませんでした。本来は自動取り込みの方が早かったにもかかわらず、効率性が共有されていない状態でしたね。

「誰もついてこない」状況を打破した3つのプロセス

ー 「STREAMED」導入時、社内で懸念や浸透の難しさはありましたか。

伊藤、品川:「STREAMED」の導入は、効率化に役立つツールとして知り合いの税理士の先生に紹介されたことがきっかけでした。しかし当初は、職員の間に「本当に効率化できるのか」という警戒感があり、「誰もついてこない」状態でした。

その壁を越えるために、以下の3ステップで浸透を進めたんです。

  1. 1. 先行導入者による推進
    導入担当者から声をかけてもらったことをきっかけに、まず私たちリーダー層が試しに使ってみました。その結果「これは便利!」とすぐに実感したため、使い方を学び、勉強会や個別指導を通じて社内普及を進めていきました。
  2. 2. 学習機能の効果を実感
    通帳仕訳は規則性があるため、「STREAMED」の学習機能で自動化が進むと成果が目に見えて表れました。「手入力より圧倒的に早くて正確」「通帳取り込みは『STREAMED』の方がいい」という口コミが担当者間で広がっていきました。
  3. 3. 評価制度への組み込み
    最終的な浸透の決め手は、代表・小林の判断でした。ツール活用の有無によって職員のスキルに差が生まれることを問題視し、「全員が成長すべき」という考えのもと、「STREAMED」の活用度レポートの星の数を評価項目に組み込みました。これにより、「STREAMED」の活用が加速しましたね。

業務の先読みと「お迎え」で実現した柔軟な働き方

ー 「STREAMED」導入後、業務や働き方にはどのような変化がありましたか。

伊藤、品川:事務所全体の業務のあり方が大きく変化しました。

● 入力時間の大幅短縮

以前は10日かかった通帳入力が、現在は3〜4日で完了しています。
翌営業日にはデータ化されるため、申告書作成や面談準備のスケジュールを逆算して組めるようになり、先回りした業務設計が可能になりました。

● 業務が属人化せず、在宅勤務者との連携もスムーズに

「STREAMED」にデータを流し込んでおけば、担当者が休んでも他の職員が処理できます。
在宅勤務者との連携も進み、取り込んだデータを別の職員が処理する流れを、事務所では「お迎え」と呼んでいます。今では「今日、お迎えやっておくね」といった会話が所内で日常的に交わされるほど、「STREAMED」の運用がしっかり根付いています。

● 戦略的な面談・コンサルティングへシフト

以前は、面談時間の多くを資料の不足確認や疑問点の解決といった「入力に必要な情報確認」に費やしていました。「STREAMED」による入力業務の効率化の結果、面談では、物件の購入や売却の「入口出口戦略」など、本質的な財務コンサルティングの話に時間を割けるようになりました。
単なる資料確認ではなく、お客様の話を深く聞くことで、信頼関係がより強固なものとなりましたね。また、不動産屋とのマッチングサービスなど、より付加価値の高いサービスを提供できる余裕も生まれました。

● 資料回収方法も大きく変化

業務設計を「STREAMED」前提で考えるようになり、お客様に「紙ではなくPDFで通帳データを提出してほしい」と依頼したり、紙資料を台紙に貼る運用を廃止したりと、紙からデータへの移行が進みました。

入力からコンサルティングへ。本質的な戦略業務へのシフト

ー 今後の展望についてお聞かせください。

伊藤、品川:お客様からはコンサルティング業務のニーズが非常に高まっていると感じています。申告業務は当然として、入力作業に時間をかけず、AIなどのツールを活用することは“当たり前”というのが事務所の方針です。

「STREAMED」が「Box」連携に対応したことで、「Box」を活用したデータ回収をさらに強化し、紙で資料を受け取っているお客様も、徐々にデータ運用へ移行させていきたいと考えています。
月ごとではなく「証憑別の専用フォルダ」にまとめてアップロードしてもらう方法や、資料管理を事務所側が担うのではなく、お客様自身にアップロードしてもらう運用も視野に入れています。

今後は「STREAMED」による記帳自動化をさらに進め、そこで生まれた時間を不動産マッチングなどのコンサルティング業務に注力できる体制を整えていきたいと考えています。

wish会計事務所小林 様/伊藤 様/品川 様

業種:会計事務所プラン
所在地:東京都板橋区板橋1-53-2 TM21ビル302号
サイト:https://www.wishkaikei.com/

STREAMED(ストリームド)は、領収書やレシート、通帳などをスキャンするだけで、
AI-OCRとオペレーターが99.9%の精度でデータ化、1営業日以内に仕訳データを納品する会計事務所のための自動記帳サービスです。

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