沖縄県うるま市で長年にわたり地域のお客様を支え続けてきた、歴史と伝統ある本永美智子税理士事務所様。お客様が不安や疑問を何一つ持つことなく満足していただくことを目指して、日々お客様のサポートに尽力されています。
2023年2月にSTREAMED導入、同年11月にスキャンセンターも導入され、一気に所内での利用を推し進められました。今回はそんな本永美智子様に、苦労された点や成功の秘訣をお伺いしました。

事務所のご紹介を兼ねて、理念や大事にしていることを教えてください

お客様の意図や気持ちを汲み取ることを大事にしています。会計業界は専門用語が多く内容が複雑である一方、お客様は会計については素人の方が多いため、お客様と目線を合わせてやるべきことや伝えるべきことを工夫できる、言語化能力の高いスタッフの育成も意識しています。

普段のコミュニケーションから、なるべくお客様の負担にならないよう、そしてお客様の業務効率が上がるよう、段階的に税務知識をつけていただけるような支援を心がけていますね。

STREAMEDを導入したきっかけはなんでしたか？

雑誌でSTREAMEDの広告を見たのがきっかけで、お話を聞いたところかなり効率が上がりそうでしたし、商品知識もとても豊富でいらっしゃったので、不安が解消され「導入してみよう」と決意しました。

2023年2月頃の確定申告期に、本格的にSTREAMEDを使いましたが、かなり便利さを感じました。日付や金額、業種をある程度入力してくれるだけでも、負担がかなり減りましたね。

以前はAI-OCRの会計ソフトを使っていたのですが、自動入力の約5割に修正が必要だったため、結局全件人の目でチェックしていました。
一方、STREAMEDを導入してからは、「STREAMEDの自動入力（金額と日付）は正しい」と信じることにした結果、効率が大きく上がりました。

「スキャンセンター for STREAMED」もご導入いただいていますね

当時は情報が属人化されていたため、返却していいか不明な証憑があったり、書類の返却忘れがあったりして、所内に書類が多く溜まっていたため、導入をしました。

その結果、お客様から書類を直接スキャンセンターに送付していただけるようになったため、お客様と証憑を預かっているかどうかのやりとりが、ほぼ不要になりました。
また、スキャンセンターでは証憑のデータ化から保存までしてくれるので、所内で証憑を保管する必要がなくなったこともよかったです。

内部でデータ化のフローを組むよりも、早く確実に証憑をデータ化できるようになり、とても便利ですね。

STREAMED導入の際、苦労した点はありましたか？

職員に浸透させることです。

まずは私が一人で使ってみて、便利さやその伝え方、運用ルールなどを決めてから浸透させようと考えていました。
ただ、いざ導入してみると新しいツールへの抵抗は強く、新しいツールを浸透させる近道はないかと、他事務所の事例も探してみましたが、特に見つけられず、最終的には、私が各職員とマンツーマンで、地道にツールの使い方を指導しました。

ツールの使い方を指導する際、工夫されたことはありますか？

まず、私と同じくらいツールの便利さを理解してくれる職員を見つけて、その2人を重点的に育てました。それから職員全員へと利用を広げていきましたね。

職員に使い方を教える際は、STREAMEDとマネーフォワード クラウドで会計が出来上がるまで後ろにいて、少しずつ使い方を指示していました。そんな中でも、特に他の事務所から入所してきた職員は、「こんなに便利なんですね」とすんなり受け入れてくれて、こちらとしてもありがたかったです。

時給の高いベテラン職員を雇って入力するより、マネーフォワード クラウドやSTREAMEDを活用したほうが、コストパフォーマンスがよいのは明らかだと感じていましたから、それを信じて進めました。

事務所の今後の展望について教えてください

「目の前のお客様に満足していただきたい」という気持ちが、第一です。お客様が何一つ不満を持たずに帰っていただけることが、本当に嬉しいですね。

まずは目の届く範囲のお客様に、最大限の満足を提供できるよう、今後も注力していきたいです。