ハイバレー経営会計事務所
代表 高谷 浩忠 様
所在地:〒541-0054 大阪府大阪市中央区南本町2丁目3番12号 EDGE本町3階
Webサイト:https://highvalleytax.com/
開業の好スタートを切れた要因は情報収集
神戸の会計事務所に12年勤務した後、大阪でハイバレー経営会計事務所を独立開業しました。
顧問先の引き継ぎはなく、ゼロからのスタートになることが分かっていたため、開業準備の段階でセミナーに参加し情報収集から始めました。
開業に際しお金の不安・顧客獲得の不安も大きかったのですが、会計業界で活躍されている諸先生方とのご縁にも恵まれ、事務所経営の方針が定まりました。
顧客獲得戦略
会計事務所では足で稼ぐ紹介営業を求められがちですが、すぐに成果は出にくいだろうと感じていました。
また成果が出たとしても、将来の計画・予測が立てにくいと考えたので、リスティング広告での集客に注力しました。
リスティング広告は、紹介いただいたコンサルタントの方と相談しながら進めました。
契約したい顧問先の報酬などはリスティング広告ではコントロールしきれないところがあるので、Webサイトの閲覧数や問い合わせ数、面談数、顧問先獲得数などの件数を目標に置きました。
また、来所前提の顧問契約にしたかったので「税理士×地域」のキーワードで初月に試しに5万円程度リスティング広告を出稿したところ、何件かお問い合わせをいただいたので、確定申告に合わせて広告費を上げていきました。
平均すると、毎月10万円程度をリスティング広告に使い、順調に顧客獲得ができたため開業11カ月で広告を止めました。
開業資金の準備
開業の自己資金は200万円を用意し、最重要投資と考えていた顧客獲得のためのリスティング広告に120万円の予算をとりました。
オフィスはお客様が訪問しやすいように、会議室もあり、受付の方もいる良いレンタルオフィスを見つけて契約をしました。
初期費用+3カ月で約30万円程度で結果的に想定よりも安く済んだかなと思っています。
他は会計・税務ソフトなどのソフトウェアに30万円、PC・通信機器などに20万円ほど使いました。
また、集客が上手く行かなかったときの保険のために、公庫から500万円の借り入れもしました。借り入れをしたことで、思い切った投資の配分をできたのでよかったと思っています。今だったら倍くらい借りていてもよかったなぁと感じています。
従業員さんを最初から雇用するなど、もっと選択肢が増えたのではないかなと思います。まぁ今だから言えることですね(笑)
顧客ニーズから考えた開業立地
会社の成長ステージによって提供すべきサービスはもちろん違うので、相手のニーズを知ることから始めることが大事だと思っています。
例えば創業期のお客様であれば、社長が無理に経理をするよりも、記帳代行で経理はおまかせしてもらい、社長は会社経営・営業等に専念してもらったほうがいいと考えております。
また来所型にすることで、顧問料を抑えることができるのであれば、創業期の社長様のニーズに応えることができるかもしれないと考えたので、来所していただきやすい立地に事務所を構えました。
STREAMEDによる記帳業務効率化で従業員も幸せにする
開業前に参加したセミナーで、STREAMEDを実際に利用して高い生産性を実現している会計事務所の存在を知り、自分も取り入れたいなと開業前から導入を決めていました。
旧態依然の会計事務所経営では、従業員さんが疲弊してしまいやすいことを会計事務所勤務時代から身に染みて感じていました。どうやったら従業員さんも働きやすい環境で顧問先様への価値提供ができるのかという問いの一つの答えがSTREAMEDの導入でした。
STREAMEDがなかったら今のような形態で開業しようとは思わなかったので開業を後押ししてくれたと言っても過言ではないです(笑)。
これから開業される方へのメッセージ
私が開業して良いスタートが切れたのも、会計事務所の業界で活躍されていた諸先生方のの知見を少しは生かすことができたのが要因かなと思います。
日本から起業がなくなることはないと思うので、記帳代行のニーズもすぐにはなくならないと思っています。
その業務を効率化していくためのインフラとしてSTREAMEDは最適だと考えているので、今後のサービス提供にも期待しております。
STREAMED(ストリームド)は、領収書やレシート、通帳などをスキャンするだけで、
AI-OCRとオペレーターが99.9%の精度でデータ化、1営業日以内に仕訳データを納品する会計事務所のための自動記帳サービスです。
会計事務所プランを現在ご利用中の方のお問い合わせ先
050-5434-8299
会計事務所プランのご利用を検討中の方のお問い合わせ先
03-6682-2657