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【確定申告ガイド】白色申告のやり方#1~用意するもの – 3/10
2015.07.10
さて、白色申告をしよう!
とはいえ、一体何を用意する必要があるのでしょうか。最低限用意しなければならないものから、あれば便利なお役立ちツールまで「これがあれば白色申告ができる」というアイテムをご紹介します。
白色申告をするには何が必要?
「まずは白色申告で確定申告にトライしてみよう」と思った場合、実際に白色申告を行うには何が必要なのでしょうか?
その1:当たり前だけど領収書
絶対に必要になるのが、領収書です。ビジネスをしていれば、当然、必要なお金は出て行きます。これを難しい言葉で言うと「経費」といいます。その経費を集計するには、裏づけとなる書類が必要です。ビジネスでお金を出したときにいただける領収書は取っておきましょう。
その2:売上データも必要です
さて、出て行ったお金を把握する一方で、入ってくるお金(難しい言葉では「収益」といいます)も計算しなければいけません。あなたがビジネスをするにあたって、お客様に商品を売ったり、サービスを提供したりしたときは、必ず納品書、請求書、領収書などの書類を発行するはずです。その数値を集計すれば、自然に「自分は1年を通じて、ビジネスでいくら売上をあげたのか」が分かります。
その3:集計するには電卓を使いましょう
では、こうして集まった「ビジネスで作った売上(収益)のデータ」と「ビジネスで出て行ったお金(経費)のデータ」はどうやって集計すればいいのでしょうか。そこで登場するのが電卓です。電卓で1件1件集計しましょう。
パソコンが得意なら表計算ソフトや白色申告ソフトを使うという手もある
・・・と、書いてみたものの、電卓で1件1件集計するのはなかなか大変です(実際にやってみればわかります)。そこで、パソコンに抵抗感が無いなら、ぜひ活用することをおすすめします。
まず、表計算ソフトを利用する場合は、一つの列を「ビジネスで作った売上のデータ」を打ち込む場所とし、もう一つの列を「ビジネスで出て行った経費のデータ」を打ち込む場所とするといいでしょう。図で示すとこんな状態です。データを打ち込み終わったら、自動集計ボタン(関数でいえば「SUM」)を押せば合計額が出てきます。
白色申告ソフトってどこで手に入るの?
「うーん、表計算ソフトを使うのもいいけど、専用ソフトを使いたいな」と思う人もいるかもしれません。でしたら、家電量販店に行きましょう。さまざまな会社が白色申告対応ソフトをリリースしています。
最近では、クラウドサービスと言って、インターネット上のサーバーにデータを保存するという形でサービスを提供している白色申告ソフトもあります。
白色申告は電卓があればできる、でも、パソコンがあればもっと便利!
長くなりましたが、今回のまとめです。
- 基本的には白色申告は電卓があればできます。
- しかし、電卓の扱いに慣れてないと大変なので、パソコンの活用も考えましょう。
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