いつもSTREAMEDをご利用いただき、誠にありがとうございます。
STREAMEDのプロダクトマネージャーを担当しております、細田です。

この度、皆さまの記帳業務をさらに効率化するための一歩として、新機能「クラウドストレージ連携（1stフェーズ）」をリリースいたしました。

リリースのお知らせに合わせて、その背景について少しだけ私の口からお伝えできたらと思い、この記事を作成しました。

新機能「クラウドストレージ連携」とは？

「クラウドストレージ連携（1stフェーズ）」は、クラウドストレージに保存された資料をSTREAMEDへ自動で取り込む機能です。手動でのダウンロード・アップロード作業をなくし、ボタン一つで完了できるようになります。

機能概要

• Google Drive または Box のお好みのフォルダを「ストレージ取り込みボタン」に登録できます。
• ボタンをクリックするだけで、登録されたフォルダ内の画像ファイル（JPEG/PNG/PDF）をすべてSTREAMEDに取り込みます。
• 取り込みが完了したファイルは、ストレージ側で「Streamed連携済み」フォルダに自動で移動します。これにより、二重取り込みを防ぎ、作業の状況が一目でわかるようになります。

※詳しい使い方はこちら

なぜこの機能が必要だったのか？

私たちは、会計事務所の皆さまを日々の煩雑な記帳作業から解放し、顧問先さまへさらに寄り添えるようなサービスを提供できる時間を創出することをミッションにサービスを提供しています。

このミッションを達成するには、資料の回収から仕訳の入力まで、記帳業務の全てのプロセスを途切れることなく自然な流れに沿ってつなげていくことが大切です。

その中でも、STREAMEDとひとつ前の作業工程をつなぐ「アップロード作業」は、業務の流れをスムーズにする上で1つの重要な部分です。

私たちは『スキャンセンター』の提供やユーザーの皆さんの声を通じて、近年、以前より多くの事務所さまがスキャン後の資料をクラウドストレージ上で管理されていることに気がつき、さらにそうした運用ではSTREAMEDへのアップロードが、小さい作業ながらも多くの手間がかかる作業になってしまっているということを認識して、強い課題感をもっていました。

この課題をどうにかしたい。その想いから、私たちはまず、PC、スマホ、スキャナー、クラウドストレージなど、多様なアップロード方法に対応するための土台として新しく『ウェブ版アップロード機能（β）』をリリースしました。
そして今回、その土台の上に、クラウドストレージからの煩雑なアップロード手順という課題を直接解決できる『クラウドストレージ連携』を組み上げたのです。

この機能は、資料回収からSTREAMEDへのアップロードを皆さまにとって最も効率の良い形で繋ぐための大切な一歩目になります！

「1stフェーズ」として、皆さまと共により良いサービスへ

今回、この機能を「1stフェーズ」としてリリースしたのは、完成度を追求するよりも「少しでも早く皆さまに価値をお届けしたい」という強い想いがあったからです。

もちろん、現状の機能でも十分ご活用いただけると信じています！
しかし、特定の1つのフォルダからしか取り込めないなど、改善の余地があることも認識しています。

STREAMEDは誕生以来、使っていただく皆さまの声を大切にしてきたプロダクトです。
この「1stフェーズ」を通じて皆さまからいただく貴重なフィードバックが、次のSTREAMED、そしてその先のSTREAMEDが目指したい世界を作っていきます。

ぜひ本機能をご利用いただき、「もっとこうなってほしい」「こんな機能が欲しい」といったご意見をお気軽にお伝えください。

今後の展望について

「クラウドストレージ連携」は、今後も進化を続けていきます。
今後のフェーズでは、以下のような機能拡張を予定しています。

フォルダを登録できるボタンを増やします（2ndフェーズ対応予定）

複数のボタンが画面上に並び、お好みのフォルダを選んで取り込みを行うことができるようになります。

アップロード確認画面でのアップロード先の変更操作を改善します（3rdフェーズ以降対応予定）

取り込み後のアップロード確認画面で、複数のファイルをまとめて操作しアップロード先を変更できるようになります。

対応クラウドストレージサービスを増やします（3rdフェーズ以降対応予定）

まずはGoogle DriveとBoxに対応しましたが、今後は連携できるサービスを順次拡大していく予定です。

これからもSTREAMEDは、会計事務所の皆さまの記帳業務を強力にサポートし、大切な時間の創出に貢献できるよう、進化を続けてまいります。

引き続き、STREAMEDをどうぞよろしくお願いいたします。