消費税改正(消費税率10%、軽減税率)への対応について(2019年10月1日分より) | STREAMED(ストリームド)

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消費税改正(消費税率10%、軽減税率)への対応について(2019年10月1日分より)

2019.09.03

2019/9/26:(2)請求書のデータ化方法を訂正、(8)キャッシュレス還元額のあるレシートの対応について追記
2019/9/30:(3)システム税区分について追記、(4)税区分の自動判定について追記
2019/10/18:(8) キャッシュレス還元額が記載されたレシートについて「雑収入で記帳するための調整仕訳を出力するようにいたします」を
追記

 

2019年10月1日より消費税が10%に引き上げられるのに伴い、一部商品については8%据え置きとする軽減税率措置が実施されます。
STREAMEDでのデータ返却内容も2019年10月1日以降変更となりますので、以下の通りご報告いたします。

 

  • (1) データ化料金については変更はありません
  • (2) 軽減税率が含まれるものは税区分ごとに分け複合仕訳でお返しします
  • (3) システム税区分が追加になります
  • (4) 税区分の自動判定という新しい概念が加わります
  • (5) 学習が新しくなります
  • (6) 出力形式が統廃合されます
  • (7) スマートフォンアプリのUIが変わります
    (個人向けプランの方、会計事務所プラン顧問先アカウントのみ)
  • (8) キャッシュレス還元額が記載されたレシートについて

 

対象プラン

対象は「会計事務所プラン」「経理プランβ」「ベーシックプラン」「ライトプラン」「フリープラン」です。

コンカープランに関してはAPIの制限があり、税区分ごとの内訳は連携できません。STREAMEDからはこれまでと同様に税込み金額でのデータ送信となります。
なお、コンカー側での消費税率の設定変更をしていただく必要がありますが、詳しくはコンカーにお問合せください。

 

 

(1) データ化料金については変更はありません

今回の消費税改正にともなうサービス内容変更について、データ化の料金に変更はありません。たとえば会計事務所プランの場合データ化料金は20円/件となっておりますが、複合仕訳で2行作成されたから倍の40円請求・・・などということはありませんのでご安心ください。

※データ化料金についてはご利用のプランごとに異なりますのでご注意ください。

 

(2) 軽減税率が含まれるものは税区分ごとに分け複合仕訳でお返しします

これまでSTREAMEDでは、レシート・請求書の入力は単一仕訳で金額は合計のみとなっておりましたが、2019年10月1日以降に発行されたレシート・請求書で税区分記載のものについては、8%・10%・非課税の金額をそれぞれ分けて複合仕訳として返却いたします。

 

【レシート】

発行日付が2019年9月以前
→全て8%の単一仕訳で返却します(合計金額)

発行日付が2019年10月1日以降
→税率ごとの金額が判断できるものは、複合仕訳にてそれぞれの税率に合わせて金額を入力し、返却します

 

税率ごとの返却は、下記の例のように8%の対象となる金額・10%の対象となる金額が明確に記載されていることが条件となります。
また、摘要は支払先名の返却のみです。品目の入力は行いません。

 

▼8%、10%対象の金額(税込)が記載されているレシート(※クリックして拡大)

▼8%、10%対象の金額(税抜)と税額が記載されているレシート(※クリックして拡大)

【請求書】
※会計事務所プラン、経理プランβご利用のお客様のみ

発行日付が2019年9月以前
→全て8%の単一仕訳で返却します(合計金額)

発行日付が2019年10月1日以降
→税率ごとの金額が判断できるものは、複合仕訳にてそれぞれの税率に合わせて金額を入力し、返却します
ただし、8%の記載があった場合の軽減税率の8%か旧税率の8%かの判断は困難なため、請求日を基準に税率(軽減税率8%/旧税率8%)を判断します。
(※クリックして拡大)

 

【通帳・クレカ明細・現金出納帳】
※会計事務所プラン、経理プランβご利用のお客様のみ

記載の日付が2019年9月以前
→全て8%で返却します

記載の日付が2019年10月以降
→全て10%で返却します

 

(3) システム税区分が追加になります

増税に合わせた税区分設定が各会計ソフトで新規追加となりますので、それにあわせてSTREAMEDでも税区分を自動的に新規追加いたします。
(税区分名、コード等は会計ソフトの仕様に合わせます)

ただし、こちらはもともとSTREAMEDでご用意している税区分についての対応です。課税仕入/課税売上/課税売上貸倒 について、10%/8%/軽減税率8% と、それぞれ追加と変更が行われます。

お客様ご自身で追加設定した8%の税区分がある場合は、この対応は対象外となります。
必ずご自身で新規で10%の税区分を新たに追加し勘定科目や学習においてご変更いただくか、税区分設定にて8%→10%とご変更いただく必要があります。

 

(4) 税区分の自動判定という新しい概念が加わります

「税区分の自動判定」は主に「学習機能」や「勘定科目設定」で利用する機能となります。

現在のSTREAMEDでは税区分を勘定科目に紐づけていますが、軽減税率が導入されると勘定科目だけではなくレシート・請求書に記載された税率での税区分判定をしなければなりません。

税率ごとの金額の判定はSTREAMEDで行いますので、学習や勘定科目設定で税区分を「自動判定」としていただくことで、レシートや請求書の税率にあわせた税区分で反映されます。

学習での「自動判定」については、次の(5)にて詳しくご案内します。

 

税区分の自動判定ができるものは、あらかじめSTREAMEDに登録のある「システム税区分」が対象となります。(システム税区分については(3)をご覧ください)

 

なお、これまで学習や勘定科目設定画面で「課税〇〇8%」というように設定されていたものは「自動判定(仕入)」「自動判定(売上)」「自動判定(売上貸倒)」というように置換されます。繰り返しになりますが、このように置き換えられるのは「システム税区分」のみです。ご自身で追加された税区分については切り替わりませんのでご注意ください。

 

(5) 学習が新しくなります

これまでは一つの科目に対して税区分は一つ指定できましたが、今後は「8%」「10%」「非課税」など、同じ科目であっても税区分をそれぞれ指定、または自動判定して学習させるということが可能になります。

自動判定の分かりやすい例として、下記に仮に証憑から課税10%、課税8%(軽)、非課税の3つが判別できる場合を例に挙げています。

 

※クリックして拡大

(6) 出力形式が統廃合されます

STREAMEDからの出力形式で、極端に利用が少ないものについては取り下げる予定です。

現在、各出力形式がどのように利用されているかを調査しております。

 

▼サポート終了

税理士いらず
STREAMED標準(科目別)

 

▼統合

STREAMED標準(経費形式:日付順)
STREAMED標準(経費形式:登録順)

→「STREAMED標準(経費形式:領収書・請求書)※」という出力形式に変更し、統合します。
 ※借方科目のみ出力されます

 

(7) スマートフォンアプリのUIが変わります
(個人向けプランの方、会計事務所プラン顧問先アカウントのみ)

現状のアプリでも「8%」「10%」「非課税」が区別できるような表示方法へ変更します。

 

(8) キャッシュレス還元額が記載されたレシートについて

●レシートの入力ではキャッシュレス還元分を金額から差し引く形で対応します。

キャッシュレス還元対象額が判明しているレシートについては、税率ごとの金額をデータ化します。

キャッシュレス還元対象額が判明していないレシートについては、税率の高い方から差し引いてデータ化します。(10% > 8% > 非課税)

 

●雑収入で記帳するための調整仕訳を出力するようにいたします。

還元分を雑収入で記帳するための「調整仕訳」を出力できるよう、2019年11月中のリリースを目標に開発を進めています。

調整仕訳をご利用頂きますと、確定決算時にまとめてキャッシュレス還元の調整をすることが可能になります。

雑収入として処理をされたい場合、キャッシュレス還元金額の調整仕訳を出力する機能を併せてご利用ください。

 

▼キャッシュレス還元後の税区分ごとの金額が記載されている場合(※クリックして拡大)

 

 

▼キャッシュレス還元後の税区分ごとの金額が記載されていない場合(※クリックして拡大)

 

 

 

STREAMED(ストリームド)は、領収書やレシート、通帳などをスキャンするだけで、
AI-OCRとオペレーターが99.9%の精度でデータ化、1営業日以内に仕訳データを納品する会計事務所のための自動記帳サービスです。

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