医療費のデータ化

概要

このページでは、医療費のデータ化についてご説明します。

対象ぺージ

STREAMEDウェブ版
- 「設定」＞「データ化ルール業種設定」＞「医療費」
- 「ホーム」＞「新規登録」
- 「ホーム」＞「医療費」＞「一覧を開く」
- 「出力」＞「医療費新規」/「医療費履歴」
STREAMEDアップローダー
- 「医療費取り込み」

対象のお客さま

STREAMEDを「会計事務所プラン」でご利用中のお客さま

はじめに
医療費のデータ化とは
データ化の手順
確認の手順
他の医療費口座に移動する
出力の手順
出力済データの再編集の手順
出力形式について
対応しているソフトとインポートの方法
- STREAMED標準
- TKC
- 達人
- ミロク
- ICS
- JDL
- EPSON
よくあるご質問

はじめに

データ化の対象

医療費の領収書

データ化ができないもの

健康保険組合から届く「医療費のお知らせ」
自治体から届く「国民健康保険医療費通知書」

対応ソフト

「対応しているソフトとインポートの方法」の項目をご確認ください。

医療費のデータ化とは

医療費の領収書をスキャンして、画像をアップロードすることでデータ化できます。
ダウンロードしたデータを、集計にご活用ください。

医療費の領収書をアップロードする場合は、STREAMEDアップローダーまたはウェブ版アップロード機能(β)をご利用ください。

なお、スマートフォンアプリからアップロードした場合は、通常の領収書としてデータ化され、医療費として集計できません。
スマートフォンアプリから領収書をデータ化する方法については、以下のヘルプページをご参照ください。
■スマートフォンアプリを使って領収書を自動データ化する方法

料金

1件20円

データ化する内容

支払日
支払先
医療費の区分（診療・治療／医療品購入／介護保険サービス／その他の医療費）
医療費　※

※基本的には「合計」の金額をデータ化しますが、「医療費控除対象額」の記載がある場合はその対象額をデータ化します。（2021年2月3日アップロード分より）
ただし、「●●に係る医療費控除対象額」など前後に予測していない文言がある場合、エラー返却になる可能性があります。

データ化に関する注意点

領収書記載の対象者と異なる対象者口座へアップロードしても、領収書記載の対象者口座へ自動で振り分けたりエラー表示をする機能はありません。
対象者ごとに集計するには、領収書記載の対象者口座へアップロードしてください。
または、データ化後に正しい対象者口座へ移動する必要があります。
詳細は「正しい対象者口座へ移動」をご参照ください。

医療費区分の判定

支払先の業種から自動判定します。

判定内容は、「設定」＞「データ化ルール業種設定」＞「医療費」の画面で確認できます。

業種ごとの医療費区分の設定を変更する場合は、変更する業種にチェックをして「編集」をクリックします。
医療費区分を選択して「OK」をクリックします。

ほかの顧問先から設定をコピーする場合は、「顧問先から医療費設定をコピー」をクリックします。
コピー元の顧問先を選択すると、設定のコピーが完了します。

データ化の手順

医療費の領収書をデータ化するために、新規顧問先登録をする必要はありません。
すでに登録されている顧問先に証憑として追加できます。

すでに顧問先登録が完了している状態から説明します。

（１）新規登録

STREAMEDウェブ版にログインし、該当の顧問先の画面を開きます。
「ホーム」画面にある「＋新規登録」をクリックします。

証憑は「医療費」を選択して登録します。
対象者の名前など管理しやすい名称を「名前」に入力し、「保存」をクリックします。

対象者ごとに集計する場合、対象者ごとにデータを振り分けます。
対象者の人数分、口座を登録してください。

（２）データ化を依頼する

STREAMEDアップローダーまたはウェブ版アップロード機能(β)から医療費の領収書画像をアップロードします。
※スマートフォンアプリからアップロードした場合は、通常の領収書としてデータ化され、医療費として集計できません。

それぞれのアップロードの手順については、以下のヘルプページをご参照ください。
■ウェブ版アップロード機能(β)
■STREAMEDアップローダーの利用方法

STREAMEDアップローダーの場合について説明します。
STREAMEDアップローダーで顧問先を選択し、ホーム画面から「取り込み」＞「医療費」をクリックして開きます。
（１）で登録した対象者を選択します。

すでに画像データがあれば「ファイル選択」、スキャナと連携する場合は「スキャン」をクリックして画像を取り込みます。

取り込んだ画像を確認し、「アップロード」をクリックしてデータ化の依頼が完了します。

確認の手順

（１）ウェブ版でデータ化結果を確認する

データ化完了通知が届いたら、ウェブ版を開きます。
ホーム画面には経費データとは別に医療費の状況が表示されています。

対象者の「一覧を開く」をクリックします。

データ化された医療費の一覧が表示されます。

表示する列の内容は「列表示切替」で設定できます。

（２）データの編集

編集する場合は、データの行をクリックして詳細画面を開きます。
（補填金額が入力可能です。）
編集画面

他の医療費口座に移動する

アップロードの対象者を間違えた場合、別の対象者の画面に移動できます。
一覧画面で対象となるデータにチェックをして選択のうえ、「他の医療費口座に移動」を押してください。
移動先を選択して「OK」をクリックすると、選択した対象者の口座へデータが移動します。

出力の手順

（１）新規出力

「出力」＞「医療費新規」をクリックします。

医療費の対象者・出力したい年度で絞り込みできます。
出力画面の絞込

「出力形式」を選択します。
「変更」をクリックして設定画面を開きます。
プルダウンから出力したい形式を選択して「保存」をクリックします。

「ダウンロード」をクリックします。

エラーが出てダウンロードできない場合

登録した名前に、環境依存文字（旧字体など）が使われている可能性があります。
名前を変更してダウンロードをお試しください。
出力時のエラー

名前を変更する場合は「ホーム」画面で、歯車のアイコンをクリックして変更します。
口座名の変更

（２）再出力

「出力」＞「医療費履歴」をクリックします。

再ダウンロードするファイルをクリックします。

「再ダウンロード」をクリックしてファイルをダウンロードします。

出力形式を変更して再ダウンロードする場合

「医療費新規」の画面で出力形式を変更したあと、「医療費履歴」から再ダウンロードします。
変更後の形式でファイルを再ダウンロードできます。

出力済データの再編集

一度ダウンロードしたデータは、編集できません。
もう一度編集する場合は、「出力」＞「医療費履歴」から出力を取り消します。

対象のファイルにチェックをして、「出力を取り消す」をクリックします。

出力履歴を取り消すと、データが編集できます。
一覧でデータが未出力の状態に戻っていることを確認してください。

出力形式について

「STREAMED標準」形式と、所得税申告関連ソフトの形式で出力できます。（ソフトはご要望が多いものから対応中です）

出力形式を変更する

「出力」＞「医療費新規」の画面を開き、「出力形式」の「変更」をクリックして設定してください。

医療を受けた人・支払先ごとに集計する

「STREAMED標準」形式以外では支払先ごと、対象者ごとに集計してダウンロードするか選択できます。
デフォルトでは「医療を受けた人・支払先ごとに集計する」が選択されています。
明細形式で出力（ダウンロード）したい場合は、チェックを外してご利用ください。

対応しているソフトとインポートの方法

STREAMED標準

STREAMED標準：領収書1件ずつの明細をダウンロード
STREAMED標準（集計）：支払先ごと、対象者ごとに集計してダウンロード

STREAMED標準形式でダウンロードすると、データを国税庁の「医療費集計フォーム」に貼り付けられます。
初期の設定は「STREAMED標準（集計）」です。
データを「医療費集計フォーム」に貼り付ける場合は、出力形式は変更せずにダウンロードします。

（１）ダウンロードしたファイルをExcelで開きます。

（２）国税庁の「医療費集計フォーム」を開きます。
（「医療費集計フォーム」のダウンロード：国税庁HP「No.1120 医療費を支払ったとき（医療費控除）」）

出典：国税庁,「No.1120 医療費を支払ったとき（医療費控除）」（2025年8月26日）

（３）先ほどSTREAMEDからダウンロードしたデータから内容をコピーします。

（４）「医療費集計フォーム」に貼り付けます。

TKC

「TKC確定申告システム（TPS2000）」へインポート可能な形式でファイルをダウンロードできます。

「医療費新規」の画面を開き、出力形式は「TKC」を選択します。
「ダウンロード」をクリックしてデータをダウンロードします。

「TPS2000」を立ち上げます。

（１）「511添付書類等の一括入力」を選択します。

（２）（１）の画面から「7 医療費控除に係る医療費通知・領収書等」を選択します。

（３）画面上部にある「CSV読込」でSTREAMEDからダウンロードしたファイルを読み込みます。

達人

「所得税の達人」へインポート可能な形式でファイルをダウンロードできます。

「医療費新規」の画面を開き、出力形式は「達人」を選択します。

「事業所コード」「事業所名」を必ず指定してください。
（指定に誤りがあると、達人シリーズへのインポート操作の際にエラーとなります。コード・名称ともに完全一致で登録してください。）

「ダウンロード」をクリックしてデータをダウンロードします。

「達人」シリーズを立ち上げます。

（１）業務メニューの「データのインポート」をクリックします。
帳票データのインポート
出典：株式会社NTTデータグループ,「所得税の達人」（2025年5月13日）

（２）「帳票データのインポート」を選択し、「確定」をクリックします。

（３）「インポート対象フォルダ」の「参照」をクリックしてフォルダを選択します。

「医療費に係る領収書等医療費（医療費通知以外）」にチェックが入ったことを確認し、「確定」をクリックします。

※ファイルではなくインポートファイルを保存した「フォルダ」を選択してください。
※事業所コード・事業所名が「所得税の達人」の登録と一致していない場合、「検索条件に一致する項目はありません。」とエラーになります。このエラーが出た場合は、STREAMEDの出力形式の設定を見直してください。インポート対象フォルダの選択