「TKC」へ取り込む方法~TKC(FX2,MX)とSTREAMEDの連携で記帳代行を効率化~ | STREAMED(ストリームド)

「TKC」へ取り込む方法
~TKC(FX2,MX)とSTREAMEDの連携で記帳代行を効率化~

概要

このページでは、仕訳データを「TKC」へ取り込む方法についてご説明します。

対象のお客さま

STREAMEDをご利用中のお客さま

目次

はじめに

STREAMEDから仕訳データを出力し、「TKC」に取り込む際の注意点と手順について説明します。
「TKC」とSTREAMEDでそれぞれ取り込むための設定が必要です。

※部門設定については、非対応のため設定しても出力されません。

仕訳データは、以下のソフトに取り込むことができます。

  • FXシリーズ(ダウンロード版のソフト)
  • FXクラウドシリーズ※
  • MXシリーズ(ダウンロード版のソフト)


※FXクラウドシリーズを選択するとデータはZIPファイルで出力されます。
 ZIPファイルの中身はSIPファイルです。
 内容はFXシリーズを選択した場合と同様となります。

FXシリーズの取り込み方法

(1)「TKC」の設定

1.「TKC」を立ち上げ、会計事務所専用メニューを開きます。
TKC戦略経営者メニュー
出典:株式会社TKC,「FXシリーズ/MXシリーズ」(2025年8月7日)

2.「3 運用開始後の支援処理」 を開きます。
会計事務所の業務画面

3.「業務の選択(運用開始後の支援処理)」画面で「3 システム情報」をクリックし、設定を行います。運用開始後の支援処理画面

4.資金収支の管理をOFFにします。

STREAMEDでは出力ができないため「システム情報1」タブにて「資金収支の管理を行う」の設定はチェックを外して(OFFにして)利用してください。システム情報画面

5.取込期間の設定します。(任意)

「システム情報2」タブにて、取り込める期間を伸ばす場合は、「3か月」から「4か月」に変更します。
これが一度にインポートできる仕訳の最大期間です。システム情報画面

6.他社システムからの仕訳取り込みをONにします。

仕訳データの取込ができるよう、取込口の設定を行います。
「情報システム3」タブで「他社システムからの仕訳の読み込みを行う」にチェックを入れます。システム情報画面

(2)STREAMEDの設定

1.出力形式を設定します。

「設定」>「会計ソフト 勘定科目」画面で出力形式の「変更」をクリックし、出力形式を選択してください。
会計ソフトの選択

会計ソフトを選択する方法は、以下のヘルプページをご参照ください。
会計ソフトの選択

2.関与先コードを入力します。

「設定」>「会計ソフト 勘定科目」画面で「変更」をクリックします。
出力形式の変更
「関与先コード」を入力し、「保存」をクリックします。
関与先コード

3.取引先を管理して利用する場合は、「取引先管理を行う」にチェックを入れます。

「売掛金、買掛金、未払金」の3科目は、補助科目を取引先として「TKC」に取り込むため、補助科目として登録して利用してください。
※取引先管理を利用しない場合はこの作業は不要です。
取引先管理

各項目の設定が完了したら「保存」をクリックしてください。

4.勘定科目・補助科目のコードを設定します。

勘定科目・補助科目の設定

勘定科目、補助科目のコードは必ず設定してください。

手作業で個別に追加もできますが「勘定科目・補助科目インポート」機能で科目コードを一括で取り込み・更新が可能です。
詳細は以下のヘルプページをご参照ください。
勘定科目・補助科目インポート

(3)出力時の注意

出力時は、会計ソフト形式を選択してデータをダウンロードしてください。
詳細は以下のヘルプページをご参照ください。
会計ソフトの選択
データの新規出力

※「TKC」の場合、ファイル形式はSLP形式で出力されます。(CSV形式ではありません)

「TKC」で設定した期間(「3か月」または「4か月」)でデータを用意するため、出力時に期間の絞り込みを行います。
「出力」>「新規」画面で期間を指定して出力してください。
日付を絞り込みしてダウンロード

(4)インポート手順

本項では、「TKC」でインポートする手順を説明します。

1.「4 月次巡回監査 > 日常業務」を開き、「他社システム自動仕訳の読込」から取り込みを行います。

2.「ファイル読込」をクリックしてダウンロードしたSLPファイルを選択します。
ファイル選択

3.内容を確認して問題がなければ「一括読込」をクリックします。
一括読込

取り込みした際に、入力したコードや仕訳の構成などにより取り込みエラーが生じる場合があります。
エラー内容を確認し、STREAMEDで修正が必要な場合は、出力履歴を削除することでデータを再編集できます。

出力履歴の削除方法は、以下のヘルプページをご参照ください。
出力済データの編集・学習方法

また「部門明細を消去」「消費税額等を消去」のメッセージは取り込みに影響はありません。

「TKC FXシリーズ」以外の会計ソフトへの連携方法は、以下のヘルプページをご参照ください。
会計ソフトに仕訳データを取り込む

MXシリーズの取り込み方法

(1)「TKC」の設定

1.「TKC」を立ち上げ、会計事務所専用メニューを開きます。TKC戦略経営者メニュー

2.「10 運用開始後の支援処理 」を開きます。
運用開始後の導入支援
3.「業種の選択」画面で「23 システム情報」をクリックし、設定を行います。
システム情報

4.資金収支の管理をOFFにします。

STREAMEDでは出力できないため、「システム情報1」タブにて「資金収支の管理を行う」の設定は、チェックを外して(OFFにして)利用してください。資金管理

5.取込期間の設定します。(任意)

同様に「システム情報1」タブにて、取り込める期間を伸ばす場合は「3か月」から「4か月」に変更します。
これが一度にインポートできる仕訳の最大期間です。
仕訳の入力可能月数

6.他社システムからの仕訳取り込みをONにします。

仕訳データを取込できるよう、取込口の設定を行います。

「情報システム2」タブで「他社システムからの仕訳の読み込みを行う」にチェックを入れます。システム情報2

(2)STREAMEDの設定

1.出力形式を設定します。

「設定」>「会計ソフト 勘定科目」画面で出力形式の「変更」をクリックし、出力形式を選択してください。
会計ソフトの選択

会計ソフトを選択する方法は、以下のヘルプページをご参照ください。
会計ソフトの選択

2.関与先コードを入力します。

「設定」>「会計ソフト 勘定科目」画面で「変更」をクリックし「関与先コード」を入力します。
STREAMEDの設定関与先コードを入力

3.取引先を管理して利用する場合は、「取引先管理を行う」にチェックを入れます。

「売掛金、買掛金、未払金」の3科目は、補助科目を取引先として「TKC」に取り込むため、補助科目として登録して利用してください。
※取引先管理を利用しない場合はこの作業は不要です。
取引先管理を行う

各項目の設定が完了したら「保存」をクリックしてください。

4.勘定科目・補助科目のコードを設定します。

勘定科目・補助科目の設定

勘定科目、補助科目のコードは必ず設定してください。

手作業で個別に追加もできますが「勘定科目・補助科目インポート」機能で科目コードを一括で取り込み・更新が可能です。
詳細は以下のヘルプページをご参照ください。
勘定科目・補助科目インポート

(3)出力時の注意

会計ソフト形式を選択してデータをダウンロードしてください。
詳細は以下のヘルプページをご参照ください。
会計ソフトの選択
データの新規出力

※「TKC」の場合、ファイル形式はSLP形式で出力されます。(CSV形式ではありません)

「TKC」で設定した期間(「3か月」または「4か月」)でデータを用意するため、出力時に期間の絞り込みを行います。
「出力」>「新規」画面で期間を指定して出力してください。
日付を絞り込みしてダウンロード

(4)インポート手順

本項では、「TKC」でインポートする手順を説明します。

1.「月次巡回監査」>「日常業務」を開き、「8 仕訳の読込」をクリックします。
仕訳の読込

2.「3 他社システム仕訳の読込」をクリックし、取り込みを行います。

3.「ファイル読込」をクリックしてダウンロードしたSLPファイルを選択します。
ファイル読込

4.内容を確認して問題がなければ「一括読込」をクリックします。
一括読込

取り込みした際に、入力したコードや仕訳の構成などにより取り込みエラーが生じる場合があります。
エラー内容を確認し、STREAMEDで修正が必要な場合は、出力履歴を削除することでデータを再編集できます。

出力を取り消す方法は、以下のヘルプページをご参照ください。
出力済データの編集・学習方法

また「部門明細を消去」「消費税額等を消去」のメッセージは取り込みに影響はありません。

「TKC MXシリーズ」以外の会計ソフトへの連携方法は、以下のヘルプページをご参照ください。
会計ソフトに仕訳データを取り込む

FXクラウドシリーズの取り込み方法

STREAMEDの設定

1.出力形式を設定します。

「設定」>「会計ソフト 勘定科目」画面で出力形式の「変更」をクリックし、出力形式を選択してください。
会計ソフトの選択

会計ソフトを選択する方法は、以下のヘルプページをご参照ください。
会計ソフトの選択

2.関与先コードを入力します。

「設定」>「会計ソフト 勘定科目」画面で「変更」をクリックし「関与先コード」を入力します。出力形式の変更

「関与先コード」を入力し、「保存」をクリックします。
関与先コード

3.取引先を管理して利用する場合は、「取引先管理を行う」にチェックを入れます。

「売掛金、買掛金、未払金」の3科目は、補助科目を取引先として「TKC」に取り込むため、補助科目として登録して利用してください。
※取引先管理を利用しない場合はこの作業は不要です。

取引先管理を行う

各項目の設定が完了したら「保存」をクリックしてください。

4.勘定科目・補助科目のコードを設定します。

勘定科目・補助科目の設定

勘定科目、補助科目のコードは必ず設定してください。

手作業で個別に追加もできますが「勘定科目・補助科目インポート」機能で科目コードを一括で取り込み・更新が可能です。
詳細は以下のヘルプページをご参照ください。
勘定科目・補助科目インポート

出力時の注意

会計ソフト形式を選択してデータをダウンロードしてください。
詳細は以下のヘルプページをご参照ください。
会計ソフトの選択
データの新規出力

※「TKC」の場合、ファイル形式はSLP形式で出力されます。(CSV形式ではありません)

インポート手順

1.「財務会計」>「仕訳データの読込」>「他社システム自動仕訳の読込」をクリックします。他社システム自動仕訳の読込

2.「ファイル選択」をクリックし、STREAMEDからダウンロードしたzipファイルを選択します。
ファイル選択

3.ファイルの指定を確認して、「読込み」をクリックします。
読込み

4.仕訳データの一覧を確認して、「一括読込」をクリックします。
一括読込

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