TKCへの取り込み
~TKC(FX2,MX)とSTREAMEDの連携で記帳代行を効率化~
目次
はじめに
STREAMEDから出力しTKCに取り込む際の注意点と手順についてご説明します。
「TKC」とSTREAMEDでそれぞれ取り込むための設定が必要です。
※部門設定については非対応のため設定しても出力されません。
以下のソフトに取り込む方法を説明します。
- FXシリーズ(ダウンロード版のソフト)
- FXクラウドシリーズ※
- MXシリーズ(ダウンロード版のソフト)
「設定」>「会計ソフト 勘定科目」画面で出力形式の「変更」をクリックし、出力形式を選択してください。
会計ソフトを選択する方法については、以下のヘルプページをご参照ください。
■会計ソフトの選択
※FXクラウドシリーズを選択するとデータはzipファイルで出力されます。
zipファイルの中身はslpファイルです。
内容はFXシリーズを選択した場合と同様となります。
FXシリーズの取り込み方法
(1)TKCの設定
「TKC」を立ち上げ、会計事務所専用メニューを開きます。
出典:株式会社TKC,「FXシリーズ/MXシリーズ」(2025年5月13日)
「3 運用開始後の支援処理」 を開きます。
「業務の選択(運用開始後の支援処理)」画面で「3 システム情報」をクリックし、設定を行います。
資金収支の管理をOFFにする
STREAMEDでは出力ができないため「システム情報1」タブにて「資金収支の管理を行う」の設定はチェックを外して(OFFにして)利用してください。
取込期間の設定(任意)
「システム情報2」タブにて、取り込める期間を伸ばす場合は、「3か月」から「4か月」に変更します。
これが一度にインポートできる仕訳の最大期間です。
他社システムからの仕訳取り込みをONにする
仕訳データの取込ができるよう、取込口の設定を行います。
「情報システム3」タブで「他社システムからの仕訳の読み込みを行う」にチェックを入れます。
(2)STREAMEDの設定
関与先コードの入力
「設定」>「会計ソフト 勘定科目」画面で「変更」をクリックし「関与先コード」を入力します。
「取引先管理を行う」にチェックを入れる
(取引先管理をしてご利用の場合のみ)
「売掛金、買掛金、未払金」の3科目は、補助科目を取引先として「TKC」に取り込むため、補助科目として登録して利用してください。
※取引先管理を利用しない場合はこの作業は不要です。
各項目の設定が完了したら「保存」をクリックしてください。
科目コードの設定をする
勘定科目、補助科目のコードは必ず設定してください。
手作業で個別に追加もできますが「勘定科目・補助科目インポート」機能で科目コードを一括で取り込み・更新が可能です。
詳細は以下のヘルプページをご参照ください。
■勘定科目・補助科目インポート
(3)出力時の注意
以下のヘルプページを参考に、会計ソフト形式を選択してデータを出力してください。
※「TKC」の場合、ファイル形式は.slp形式で出力されます。(.csv形式ではありません)
設定した期間ごとに出力する
「TKC」で設定した期間(「3か月」または「4か月」)でデータを用意するため、出力時に期間の絞り込みを行います。
「出力」>「新規」画面で期間を指定して出力してください。
(4)取り込み手順
次に、「TKC」でインポートする手順を説明します。
「4 月次巡回監査 > 日常業務」を開き、「9. 他社システム自動仕訳の読み込み」から取り込みを行います。
「ファイル読込」をクリックして出力したデータを選択します。
内容を確認して「一括読込」をクリックすれば、取り込みが完了します。
取り込みした際に、入力したコードや仕訳の構成などにより取り込みエラーが生じる場合があります。
エラー内容を確認し、STREAMEDで修正が必要な場合は、出力履歴を削除することでデータを再編集できます。
出力履歴の削除方法は以下のヘルプページをご参照ください。
■出力済のデータを編集する
また「部門明細を消去」「消費税額等を消去」のメッセージは取り込みに影響はありません。
「TKC FXシリーズ」以外の会計ソフトへの連携方法は、以下のヘルプページをご参照ください。
■会計ソフトに仕訳データを取り込む
MXシリーズの取り込み方法
(1)TKCの設定
「TKC」を立ち上げ、会計事務所専用メニューを開きます。
「10 運用開始後の支援処理 」を開きます。
「業種の選択」画面で「23 システム情報」をクリックし、設定を行います。
資金収支の管理をOFFにする
STREAMEDでは出力できないため、「システム情報1」タブにて「資金収支の管理を行う」の設定は、チェックを外して(OFFにして)利用してください。
取込期間の設定(任意)
同様に「システム情報1」タブにて、取り込める期間を伸ばす場合は「3か月」から「4か月」に変更します。
これが一度にインポートできる仕訳の最大期間です。
他社システムからの仕訳取り込みをONにする
仕訳データを取込できるよう、取込口の設定を行います。
「情報システム2」タブで「他社システムからの仕訳の読み込みを行う」にチェックを入れます。
(2)STREAMEDの設定
「設定」>「会計ソフト 勘定科目」画面で「変更」をクリックし「関与先コード」を入力します。
取引先管理にチェックを入れる
(取引先管理をしてご利用の場合のみ)
「売掛金、買掛金、未払金」の3科目は、補助科目を取引先として「TKC」に取り込むため、補助科目として登録して利用してください。
※取引先管理を利用しない場合はこの作業は不要です。
各項目の設定が完了したら「保存」をクリックしてください。
科目コードの設定をする
勘定科目、補助科目のコードは必ず設定してください。
手作業で個別に追加もできますが「勘定科目・補助科目インポート」機能で科目コードを一括で取り込み・更新が可能です。
詳細は以下のヘルプページをご参照ください。
■勘定科目・補助科目インポート
(3)出力時の注意
以下のヘルプページを参考に、会計ソフト形式を選択してデータを出力してください。
※「TKC」の場合、ファイル形式は.slp形式で出力されます。(.csv形式ではありません)
設定した期間ごとに出力する
「TKC」で設定した期間(「3か月」または「4か月」)でデータを用意するため、出力時に期間の絞り込みを行います。
「出力」>「新規」画面で期間を指定して出力してください。
(4)取り込み手順
次に、「TKC」でインポートする手順を説明します。
「月次巡回監査 > 日常業務」を開き、「8 仕訳の読込」 >「3 他社システム仕訳の読み込み」から取り込みを行います。
「ファイル読込」をクリックして出力したデータを選択します。
内容を確認して「一括読込」をクリックすれば、取り込みが完了します。
取り込みした際に、入力したコードや仕訳の構成などにより取り込みエラーが生じる場合があります。
エラー内容を確認し、STREAMEDで修正が必要な場合は、出力履歴を削除することでデータを再編集できます。
出力を取り消す方法は、以下のヘルプページをご参照ください。
■出力済のデータを編集する
また「部門明細を消去」「消費税額等を消去」のメッセージは取り込みに影響はありません。
「TKC MXシリーズ」以外の会計ソフトへの連携方法は、以下のヘルプページをご参照ください。
■会計ソフトに仕訳データを取り込む
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